へこみさん
わたしがわたしになるまでの、 ちいさなしあわせ物語

絵と文 松本えつを
発行・発売 大和出版
定価 本体1200円+税
判型 178×130ミリ、p192
ISBN4-8047-5580-2

「あー、なんであたしってこうなんだろ…」
「あれもダメ。これもダメ。なんか、もういいや…」
「…ていうか、あたしこのまま一生ダメなのかも…」

そんなふうに凹んでしまって、
深く暗い場所に落っこちてしまったことはありませんか?

この物語は、主人公の へこみさんが、
まさに思いきり凹んでいるシーンから始まります。

凹みすぎたあまりに、
頭の形まで変わってしまった へこみさん。
(もともとそうだったって噂もありますが…)

仕事も辞めちゃったし、だれにも会いたくないし、何も食べたくないし、見たくないし、聞きたくない…
そんな、いわゆる「どん底」の状態です。

でも、へこみさんは、思いきり凹んだからこそ、あとあと、たくさんの宝物を手にすることになるのです。それはいったいどんなものだったのでしょうか。

ある夏の日、へこみさんが出会ったのは、
自分とは正反対の頭の形をしている女の子「まるみちゃん」。

ところがこのコ、かわいらしい顔をしているんだけど、
真夏なのに、長そでを着ているし、
びっくりするほどマセてるし、
どこから来たの? と聞けば、
「となりの星から!」なんて答えるし、
…んー。
なんだかどうもインチキくさい。

けれども、へこみさんは、どんどんまるみちゃんのペースにはめられていきます。
そして、ついに
いっしょに暮らすことに…。

 

 

引きこもり状態だった へこみさんと、天真爛漫な少女“まるみちゃん”、そして、まるみちゃんが連れてきた仔ネコの“ハヤト”。

 

 

さあ、
彼らが過ごした夏のなかに かくされている宝物を、ぜひぜひ、あなたもいっしょに探しにいきましょう。

 

 


1975年、東京都生まれ(♀)。日本大学芸術学部卒。
“脱力系”というユニークな作風で親しまれる女性絵本作家。
通称えつ魚。 「読んだら10倍ハッピーになる本」をテーマとした作品は全国に多くのファンを持つ。
著書に『しゃらしゃらDays』『ぼさぼさ』『バンザイ』(サンクチュアリ出版)、『らんまる Only One』(写真・阿部章仁 ポプラ社)等。
公式サイト「日刊ちこら」 http://www.etsuwo.com/